北医療生協介護福祉士実務者研修の近況(演習4日目)

9月1日、演習4日目は事例をもとに自分たちで個別援助計画を作成しました。4~5名づつのグループになって行ったのですが…。同じ事例であっても、人それぞれ捉え方がまちまちだということを、みなさん実感されたことでしょう。介護の現場で、お互いが声に出して伝えあうこと、話し合うこと、その時は些細なことだと思っても、まず、気付いたことを記録に残すことの大切さを感じていただくこと。つまり情報の共有がどんなに重要かを身を以って知る。実はこの日の演習には2つの狙いがあったのですが、その狙いの1つめがこの「情報の共有」です。そして、この日の2つめの狙いが、「介護士目線+α(アルファー)」です。介護士としての専門知識をもって利用者様の生活歴・病歴(後遺症等)を理解し、機能低下や老い・衰えをただ単に嘆くのではなく、利用者様自身がこれからの人生を前向きに過ごすために、私たち介護士が利用者様やご家族と一緒に考え、寄り添っていく。ある意味、私たちにとって永遠の課題であるかもしれません。そういう介護をめざす中でお互いの福祉(幸せ・豊かさ)を追求していくことができたら、介護士の仕事って本当に素晴らしいと思いませんか。P9010063 P9010074 P9010082 P9010092